思い出しながら書いているので、時系列とか間違っているかもしれませんが、とりあえず書いてみます。
2022年9月13日、夜10時30分。
・私は、座椅子に座ってゲームをやっていました。
こんなやつ。
・すると・・・座椅子が熱い!
・なんだこれ!
・座椅子がめちゃくちゃ熱いんです。
・エアコンをつけて部屋を涼しくして、私はもう一度座椅子に座りました。
・しかし・・・やっぱり熱い!
・あれ?もしかして自分の体が熱いのかな? 熱があるのかな? なんか体の感覚がおかしいぞ。私は体温を測ってみました。
・37.5度・・・熱がある。
・その瞬間、私の中にある思いが頭をよぎりました。
・それは、「これはコロナじゃない・・・単なる風邪だ」ということでした。
・おそらく、コロナになったすべての人が最初に思うことだと思います(笑)
・ちなみにワクチン接種はしていません。
・もう一度、熱を測ってみました。
・38.4度・・・。
・うわ~熱が上がってきた。
・やっぱりコロナかな? 自信なくなってきた。
・昨日、洗濯した後のちょっと濡れたTシャツを無理やり着たので、そのせいで風邪をひいたのかな? という思いもありました。
・30分くらいしてから、もう一度熱を測ると37.4度。熱の変動が激しいな。
・普通の風邪だと、ちょっと熱があるかなと思ったら37.5度くらいになって、そこから徐々に熱が上がって38.5度くらいになって2日くらい苦しんで、徐々に熱が下がってくるという感じですが、なんか今回はおかしいぞ(笑)
・そして、しばらくすると熱は37.3度くらいで安定してきました。
・しかし、熱が37.3度しかないのに、38.5度くらいに感じます!
・う~ん・・・熱い・・・苦しい。
・その時点では咳などの症状は、まだありませんでした。
9月14日(2日目)
・私は朝から、ドラッグストアへ行って、無料のPCR検査を受けようと思いました。
・すると、「風邪の症状が出ている人は、無料でPCR検査を受けることはできません」という感じの事を言われました。
・仕方ないので、2000円を払って検査キットを買って家に帰りました。
・鼻に綿棒を突っ込んでグルグルやって、それを小さいビニールの試験管みたいな物にひたして、それを検査キットに3滴ほどたらします。
・検査キットには「C」「T」と書かれていて、「C」の横にだけ赤い線が浮き上がってきたら、大丈夫ということです。
・しかし、「C」と「T」両方に赤い線が浮き上がってきたらコロナです(笑)
・私は、さっそく準備した液体を3滴ほど垂らしてみました。
・するとすぐに、「C」のところだけ赤い太い線が浮き上がってきました。
・何度見ても「C」だけ赤線です!! 「T」には何も見えない!!
・よかった!! やっぱりコロナじゃなかった!! 私は心の底から安心しました。
・しかし、説明書をよく見ると、検査結果が出るまで20分ほどかかります。と書いてあります。
・え? 大丈夫だよな・・・まだ「T」のところには何も見えない。大丈夫。
・しかし、10分くらい経過したところで・・・
・あれ? 何かうっすら見えてきたぞ・・・「T」のところに何か、ほそ~いうす~い線のような物(?)が見えてきたぞ(笑)
・それが線なのかそうじゃないのかわからない。本当に微妙な何かが見えてきました。
・私は、心の中で「見えない見えない・・・何も見えない・・・」と祈っていました。
・しかし、15分も経過したころで、「T」のところに完全に赤い線が浮かび上がってきました。線は細いのですが、完全に目に見えます。
・あ~コロナだ・・・
・この絶望感と脱力感。
・どこでもらってきたんだ?
・私は、サウナが好きなので、おそらくサウナかな?
・お風呂やサウナは、感染しにくいときいていたので安心していました。
・そういえば最近、みんな気が抜けているのかサウナの中でもよくしゃべる人が増えてきていました。
・他に考えられる原因は私は缶ジュースを飲む時は、いつも飲み口を消毒してから飲むのですが、たまたま急いでいてそのまま飲んでしまったこと。
・もう一つの原因は、私はパンやおにぎりを食べる時は、これでもかというくらい手を消毒してから食べるのですが、結局は手を使っているのでそこから感染してしまったのかもしれないということ。
・ガッツリ消毒しても、ちょっとは菌は残るらしいので。
・どれが原因なのかわかりませんが、おそらく・・・サウナだと思います。マスクせずにみんなしゃべっているので。人と人との距離は離れていますが狭い空間なので危険です。
・とりあえず私は病院へ行きました。
・外から待合室を見ると人がたくさんいます。
・あれ? 病院に入ってもいいのかな? どうしよう。
・すると、たまたま看護師さんが近くに来たので、距離を置いて小声で説明すると、「ここには入らないでください。病院の裏に回ってください」と言われました。
・そして病院の裏の外で、私は自分の車に乗ったまま。いろいろ説明されました。
・10日間の自宅待機で、体調が回復したらその後は自由に行動してもいいという感じの説明でした。
・さっそく家に帰ってから、家族に事情を説明して自分の部屋に閉じこもります。(ちなみに家族にはうつっていませんでした)
・熱は、ずっと37.3度くらい。
・まあまあ大丈夫かな? と思っていたら夕方からちょっと苦しくなってきました。
・苦しいだけなら耐えられそうなんですが、やっかいなことが起こりました。
・それは汗です。
・汗が尋常じゃなく出てくるんです。
・今まで出たことがないようなところから汗が噴き出してきます。
・手の甲とか・・・汗がダラダラ出てきます。
・なんだこれ。
・当然服もびちゃびちゃです。
・服は10回くらい交換しました。そして交換する服が無くなってしまいました。
・いつもの風邪の時と全く違うじゃないか・・・なんだこの汗。
・そして、布団もびちゃびちゃ。
・どうすんのこれ?
・仕方ないのでティッシュを服と体の間に詰め込みました。そして、布団にもティッシュを敷きました。
・あれ? これ結構いいぞ。
・ティッシュを詰める→びちゃびちゃになってきたらティッシュを交換する。
・何回繰り返したかわかりません。
・ティッシュのゴミがめちゃくちゃたまってきました。
・ダルくて苦しいし、服と布団はびちゃびちゃで大変だったのですが咳はまったく出なかったので、それがせめてもの救いでした。
9月15日(3日目)
・今日も汗との戦いです。体温は37.3度。しかし、38.5度くらいに感じます。
・昨日の夜中に洗濯した服は、まだ乾いていません。
・相変わらずティッシュでやり過ごしました。
・何箱使ったかな? 4箱くらい?
9月16日(4日目)
・体温は37.3度。体調はまあまあいい。布団も乾いてきた。
9月17日(5日目)
・日付が変わりました。夜中です。
・その瞬間、急に体温が38.0度に上がりました。しかし、なんか平気だぞ? まったく熱は感じられない。それが逆に怖い。
・なんで38度あるのに平気なんだ?
・何度測っても38度。でも平気。
・コロナ怖い・・・
・そして、それから時間がちょっと経って夜中の1時くらいに体温を測ったら36.5度。
・体温の変動が激しい。
・でもそこからは、いくら体温を測っても36.5度。
・なぜか体温を測ることがクセのようになってしまって、体温を測ってばかりいたら、朝の5時になってしまいました。
・体温は36.5度。
・4時間以上は36.5度をキープしてる。
・よしよし36.5度で落ち着いたぞ。汗も全くでない、咳も出ない、調子はいい。
・早い人は3日くらいで治って、普通の人は7日くらいで治ると聞かされていました。私は5日で落ち着いたようなので比較的早く治ったんだと思いました。
・そういえばここ数日間、あまり食べ物を食べてなかったので、お腹が減ってきました。
・朝の5時30分。
・今なら人はいないな。
・私はドラッグストアへ行きました。
・手をこれでもかというくらい消毒して店内へ入りました。
・もう治ったけど、とりあえず買いだめしておくか。
・私は、2リットルペットボトルの水を3つ。そして食べ物を買ってきました。
・そして家に帰って体温を測ったら・・・
・37.3度!!
・あれ? 治ったと思ったのに、ずっと36.5度だったのに・・・
・この時、もの凄くショックでした。
・まだ続くのかよ・・・
・仕方ない、もう少し静かに寝てるか。
・私は体を横にしました。
・すると、急に咳が出てきました。
・ゴホッ!!
・この日まで、まったく咳が出なかったのに急に咳が出るようになったんです。
・ゴホッ!! ゴホッ!! 咳が出る。
・起きてたらまだマシだけど横になったら咳がひどくなる。
・でも横になりたい、休みたい、どうしよう。
・そんなことを考えていたら、夜中になってしまいました。
・あーもう夜の11時か・・・眠たくなってきた。
9月18日(6日目)
・日付が変わりました。
・今は夜中です。
・熱は・・・37度くらい。
・横になってみる・・・ゴホッゴホッ!!
・おいおい、俺は眠りたいんだ、頼む。
・ゴホッゴホッ!! 咳が止まらない。
・体を起こす。
・仕方ない、座椅子に座ってみる。
・ゴホッゴホッ!!
・どうやら、座椅子の背もたれによりかかっても咳が出るようだ。
・体をまっすぐにしないと咳は止まらない。
・おいおい・・・これ地獄だぞ。
・体を休めることも眠ることもできないじゃないか。
・咳止めを買っておくべきだった。でもこれって咳止めで止まるのかな?
・結局その日は、眠ることができませんでした。
9月19日(7日目)
・7日目だ。普通の人は、このあたりで治る。
・体温は37度くらい。
・相変わらず咳が止まらない。
・そして、さらに最悪なことに喉と肺が痛くなってきた。
・どんな痛みかというと、剣山(けんざん)を喉と肺の中に埋め込まれた感じ。
・ゴホッ!!ゴホッ!! いててててて!! 完全に剣山(けんざん)だこれ。
・毎回痛いわけじゃないんですが、ツボにハマったら危険な痛さになります。
・いや、本当に危険。
・なんかとてつもなくヤバイ感じがするのです。
・無症状の人でも、一気に重症化するというのが凄くわかる!!
・そんなことを考えていたら、また夜中になってきた。
9月20日(8日目)
・夜の1時・・・眠りたいのに咳が出て眠れない。
・しかも体を横にすることもできない。
・そんなことを考えていたら更なる試練が・・・
・あれ、なんか息が苦しい。
・痰がのどにからんできたんです。
・私は痰を出そうと思いました。
・しかし出ない!!
・何をしても出ないんです。
・俺の体どうなったんだ?
・ヤバイヤバイ! 息がしにくい!!
・私は、自分に言い聞かせました。
・冷静になれ。これちょっと間違ったら窒息死するぞ。冷静になれ。
・私は、水をゴクゴク飲んでみました。
・しかし、まったく意味なし。
・スゲー怖い・・・マジで怖い。このまま死んじゃうのかな?
・めちゃくちゃ不安になってきました。
・あー本当に怖い。息がしにくい。
・あーダメかなこれ。
・苦しいのは苦しいんですが、それよりも恐怖が凄い。
・コロナで自宅療養してる人がたくさんいるけど、痰で窒息死してる人けっこういるんじゃないか?
・くそ・・・コロナ自体は軽症だけどまさか痰で・・・。
・すると・・・ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!!
・いきなり強烈な咳が出て、痰が一気に出てきました。
・汚い話ですみませんが、ものすごい量です。
・自分の人生で見たことないような量。
・えーこんなの喉にあったの?
・これは窒息しそうになるわけだ。
・コロナ怖い・・・
・でも、まだスッキリしないぞ。
・まだ苦しいぞ。どうなってるんだ。
・すると・・・ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!!
・またです、またとんでもない量が出てきました。
・おいおい冗談だろ。まだこんなに喉にたまってたのか? さっきのが凄い量だと思ってたのに、それが2回分もたまってたとは。
・私は久しぶりに死の恐怖を感じました。
・どうせ、またしばらくしたら痰がからんでくるんだろ? これ運が悪かったら死ぬぞ!!
・そんなことを考えていたら、また苦しくなってきました。
・あー、これたぶん喉に凄くたまってる。苦しい苦しい。恐怖でパニックになってきた。
・自分で痰を出そうとするけどやっぱり出ない。1ミリも出ない。
・冷静になれ冷静になれ。大丈夫だ。大丈夫。
・大丈夫。こんなので死ぬわけない。
・そんなことを考えていたら・・・ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!!
・うぐっ・・・まただ・・・凄い量だ。
・そしてまた、ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!!
・地獄だな・・・。
・すると急に睡魔が襲ってきました。
・もうだめだ・・・眠りたい・・・限界だ。
・本当に限界だ・・・私は体を横にしました。
・もう意識を失いそうだ。
・体を横にしたので、咳が止まりません。
・ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!
・よく覚えてませんが、私はそのまま眠りについたようです。
・それから、3時間ほどたったのでしょうか?
・ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!
・私は、自分の咳で目を覚ましました。
・うっすら記憶に残っているのですが、私は寝ながらずっと咳をしていたということ。
・おいおい、これいつ治るんだ? 人によって症状は違うようですが、ほとんどの人は7日目くらいで治るんだろ? 私は8日目なので、ついにそれを過ぎてしまいました。
9月21日(9日目)
・急に体調が落ち着いてきました。たまに咳は出ますが、まあまあ体調はいい。
・でもなんか寒い。
・私は体温を測ってみました。すると、35.4度。
・おいおい、今度は体温が低いぞ。
・こんな体温、生まれて初めてだ。
・あと少しで34度台に突入するぞ。
・このまま冷たくなって死んじゃうんじゃないか?
・また不安になってきました。
9月22日(10日目)
・体調は、まあまあという感じ。咳はまだちょっと出ます。
・体温は35.6~35.8度くらい。
・相変わらず体温が低い。寒い。体温が戻らない。
・その後、9月27日(15日目)までずっと同じ感じです。
・まったく体温が戻らない。寒い。
9月28日(16日目)
・体温を測ったら、36.3度。
・やっと体温が戻ってきた。でも、また35.6度とかになる。
・どちらかというと、35度台のほうが多い。
・体調はいいし、しゃべらなければ咳も出ないので、この日から外に出ることにしました。
10月14日(32日目)
・そして、この記事を書いてるのが、10月14日(32日目)
・まだ体温が低い。35.8度。
・コロナになってから32日目だぞ(笑)
・普段は咳は出ないのですが、しゃべると咳が出る。
・これは、後遺症ということになるのかな?
・昨日テレビで見たんだけど、コロナで後遺症が残る人というのは、実は後遺症というよりコロナがまだ少し体の中にずっと残っていて、それが消えない人ということでした。
・つまり、プチコロナの状態なんです。
・他人にはうつらないけど(?) うっすらコロナ。
・ていうかこのグラフ見たら100日経ってもダメじゃねーか!
・まあ重症化しなかったので、よしとするか。
・そういえばコロナになってから、パルスオキシメーターというものを買いました。
・血液の酸素濃度(?)を測るものです。私もよくわかりませんが。
・私が買ったものは3000円くらい。
・指を挟むだけで簡単に測定できます。針が刺さるわけではないです。
・指を挟むと数字が表示されます。
・数値が低ければ低いほど酸素が足りなくて息が苦しいということです。
・これが95~100くらいだったら問題ありません。
・94以下がずっと続くとあまりよくないようです。
・92以下が続いたら即入院だったかな?
・なんかそんな感じだったと思います。
・酸素濃度がやや下がっても、自分で気づきにくいそうです。
・だから92くらいでも自分で気づかない。
・でも92が続くとかなり危険な状態らしいです。
・数時間経つと、一気に85とかになって息ができなくなる。
・まあ、すべて聞いた話なので話半分で聞いておいて下さい(笑)
・大まかに言えば、そんな感じの機器です。
・コロナの時に注文して、コロナ10日目くらいの時にやっと手に入れたのですが、基本的に95~98くらいでした。
・でも、たまに87とか92とかになる時もありました。
・どこまで正確なのかはわかりませんが、とりあえず無いよりあったほうがいいと思います。
・とまあこんな感じでしたが、現在コロナになった人が2000万人(6人に1人)なので、まだコロナになっていない人のほうが圧倒的に多い。
・自分は大丈夫って思うでしょ?
・コロナ陽性とわかった瞬間に「え~!!!」ってなるから。
・遅かれ早かれ全員コロナになると思うので、十分な準備をしておいてください。
こちらの記事もよろしく。