・ある日、私は車を運転していました。
・外の気温は28℃。暑いといえば暑いけど、そうでもないといえばそうでもない。
・太陽がまぶしい!
・車のエアコンは壊れているので使えません(笑)ファンは回りますが冷たい風が出てこない。
でも車が走っている時は窓から風が入り込むのでそこそこ大丈夫。
・と思っていましたが、1時間ほど運転していると気分が悪くなってきました。
・正確に言うと、ちょっと気分が悪いのかな? というくらい。
・私は目の前のドラッグストアに入りました。
・すると、すぐに体調が落ち着いてきました。
・「あれ? 気のせいかな?」
・私は、スポーツドリンクを買って飲みました。
・それと熱中症対策のラムネみたいな物を買って食べました。
・これで大丈夫かな?
・そんな気持ちでドラッグストアから出て車を発進させました。
・外は、まだ太陽が眩しいです。
・すると、500mほど進んだところで、また気分が悪くなってきました。
・私は、そのまま先に進んでどこかのお店に入るか、さっきのドラッグストアに戻るか迷いました。
・結局、進むことにしました。
・さらに100mほど進んだところで国道に出る道の赤信号で止まりました。
・その時、体調が明らかにヤバくなってきました!
・私は、「すぐに車から降りて日陰に入りたい! そうしないと死ぬかも!」 と思いました。
・でも、ここで車を放置するわけにはいかない。後ろに車が何台も止まっています。
・私は、壊れたエアコンの風を最大にして、そこに顔を近づけました。冷たい風は出ませんが、無いよりはマシです。
・早く青になってくれ!
・そう願っていましたが、なかなか青になりません。
・本当にヤバイ! どうしよう! 迷惑かかるけどやっぱり車を捨てようか?
・ちくしょー! 早く青になれ!
・そんなことを何回も考えているうちに青になりました。
・国道に出る道の数メートルほど手前に左に曲がる道があったので、そこに曲がって日陰に入りました。
(説明がわかりにくくてすみません)
・しかし、日陰に入ったからといって安心ではありません。
気分が悪いことに変わりはない。そして外はまだ暑い。
・どうしようか? いきなりどこかの家に訪問して、「気分が悪いので休ませてください」とも言えないし。
・さっきのドラッグストアに戻るしかない。
・青白い顔をしながら、さっきのドラッグストアへ戻りました。
・ドラッグストアに入った時は、とりあえずほっとしました。
クーラーの効いている空間に入ったので。
・とりあえず横になりたい。でも横になるところが当然ない。それじゃ座って休みたい。どこかに座るところは無いのか?
と思いましたが、今まで意識したことがありませんでしたが改めて見てみると座るところがない(笑)
・トイレの便座に座る? それはダメでしょ。ずっと座ってるわけにいかないし。
・店員さんに、気分が悪いので休ませてくださいと頼む?
・それは言いにくい(笑)
・とりあえず店内を軽く巡回。
・何時間も店内をウロウロしてると怪しいので、
雑誌のコーナーで立ち読みすることにしました。
・う~ん、横になりたい。立っているのが辛い(笑)
・寒気がする。熱中症? いや貧血かな? でも貧血だったら、しばらく目が見えなくなるはずだ。
・1時間ほど雑誌のコーナーで立ち読み。外はまだ眩しい。
・全然症状が改善しない。
・仕方なくちょとしゃがむ。
・また立ち上がる。
・これを何回も繰り返す。
・明らかに怪しい人(笑)
・吐き気はまったくない。
・なんか目の焦点が合わなくなってきたぞ。
・やっぱり店員さんに言うか。
・いや、やっぱりそこまでしなくてもいいかな? という微妙な体調(笑)
・苦しくはないけど寒い。
・時計を見ると、まだ3時くらい。まだまだ日が落ちません。
・どうしよう、どこにも移動できない、というか横になりたい。
・だめだ、寒気がする。
・でも限界というわけでもない。十分我慢できる。
・しかし、外に出ると死ぬ(笑)
・仕方ない。あと何時間かここにいるか。
・また雑誌を読み始める。
・どれだけ時間が経ったのか? そんな事はもうどうでもいい。とにかく外はまだまだ眩しい。
・そんなことを考えていると、ちょっと体調が良くなってきたような気がする。
・よし、行ってみるか。
・しかし、また体調が悪くなったらどうしよう。
・でも、ここにいてもずっと立っていなくてはいけない。
・やっぱり出よう。
・ドラッグストアを出て車に乗り込む。
・車を走らせて、さっきの信号のところまで来た。
・うん。なんとか行けそうだ。
・国道に出たが、幸いなことに木の陰や建物の影になるところががたくさんあってめちゃくちゃ助かった。
・途中、コンビニなどで休みながら行こうかとも思ったが、思ったより体調は回復していた。
・といっても、何回か気持ち悪くなったけど。
・大きなゲームセンターがあったので、そこに入る。
・競馬ゲームの椅子が、マッサージチェアーのようにしっかりしていて、十分休むことができた。
・それにしてもこれは熱中症なのか? 貧血なのか? よくわかりません。
・最近は、食事といえばお菓子とカップラーメンとアイスクリームばっかりだったのでそれが原因だったのかもしれません。
◆パチンコ屋でおっさんにロックオンされる ◆地獄の無限ループ
◆変顔をやりすぎて変顔になる ◆何もない広い駐車場でぶつかる
◆粘土の味がする目玉焼き? ◆トイレで小梅太夫と二人きりになる